
ます。資金運用をおこなう上で比較的利回りがよいため、短期公社債投信や中期国債ファンド、MMFなど公社債投信を利用している方も多いことと思います。
さて、このような投資信託については、購入資金は基本的には守られているといえます。というのは、預けたお金は証券会社を経由して信託銀行へ移管されます。そこで証券会社の経営が悪化しでもお金は信託財産として信託銀行に預けられているため保全されています。
仮にその信託銀行が同時に倒産した場合も銀行の赤字補填に他社(証券会社)の信託財産をあてることはできません。つまり、証券会社も信託銀行も預かったお金を自社の経営費に充てることはできないのです。実際、証券会社が破綻した場合、別の証券会社を通じて分配金が支払われることになります。
表31 個人年金商品の種類

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